南部砲台は小島で一番南側の小さな規模の砲台ですが、軽砲二門(12cmの加農砲)で馬島から糸山までの来島海峡を防衛する配置にありました。砲台跡の下にある地下室は山の斜面を削って作られています。
発電所跡から徒歩1分で南部砲台の説明板です。
これが地下室跡です。二部屋あります。
入口はアーチ状になっています。奥の部屋も奥側は丸くなっていてまさしく洋式建築です。
地下室の右斜面を上がると砲座跡になります。
ここには軽砲(12cm)加農砲2門が設置されていました。
壁面の四角い所に弾薬や配置されていたということです。
沖からは砲台が見えない設計になっています。
右側の階段を上ると今は林になっていて木漏れ日がきれいですが、当時は視界を遮るものはなにもなかったそうです。