要塞跡歴史散歩コース

弾薬庫跡

弾薬庫は、南部砲台と中部砲台のほぼ中間地点に山腹を削って建造されています。小島の地形を活用し敵艦の砲撃を受けた場合を想定しての危険を回避した配置に驚かされます。

弾薬庫跡

南部砲台から徒歩3分これを目印に左の道に入ります。

弾薬庫跡

両サイドの山は当時モッコとスコップで人力で掘り下げらてつくられています。

弾薬庫跡

弾薬庫の説明板です。

弾薬庫跡

大きな弾薬庫。この赤煉瓦は広島産。焼成技術が急速に進歩してドイツ製に見劣りしない上質な煉瓦が使われた。

弾薬庫跡

細部に煉瓦のアーチなど当時の新技術が導入されています。

弾薬庫跡

積み方も短辺と長辺の見せ方が違うイギリス式を採用。

弾薬庫跡

火薬の湿度管理のために高床式になっています。こんな細部もアーチ状になっていて技術の高さがうかがえます。

弾薬庫跡

残念ながら屋根は落ちてしまっています。